令和2年秋の外国人叙勲
旭日双光章
チャンタソン・インタヴォンさん / INTHAVONG, CHANTHASONE
(1983-86/東京銀座RC)
特定非営利活動法人ラオスのこども 代表。
1982年「ラオスのこども」を設立。ラオスの子どもたちの教育環境を少しでも改善したいと、絵本を送ることから活動が始まった。1991年には「ラオスの女性とともに仕事をつくる会」を、また、1998年には「ホアイホン職業訓練センター」を設立し、女性の職業支援に尽力。1999年、毎日新聞社による「毎日国際交流賞」受賞。2000年、 アジア人権基金による「アジア女性・人権特別賞」受賞など。
チャンタソンさんからのメッセージ
感謝の言葉
このたびはこのように大きな章ををいただき、お世話になった皆様に改めて感謝申し上げます。
私は1970年代に日本へ留学した際、三年にわたり東京銀座ロータリークラブでお世話になりました。
日本留学中に結婚して子どもが生まれ、日本を拠点に生きていくことになりました。ラオスに戻れない自分に何ができるのかと考えたときに、民間の立場からラオスへ絵本を送ることを思いつきました。ボランティアの方々、スタッフ、そして家族の協力と日本政府からの資金援助により、これまで30年以上、ラオス語の書籍出版、図書室設置、ラオスの織物保存・紹介活動に従事してまいりました。
日・ラオス外交65周年の記念となる年に、このような栄誉に浴したことを光栄に思い、皆さまに心より感謝しています。
今後も、応援いただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。