
財団法人ロータリー米山記念奨学会は、勉学、研究を志して日本に在留している外国人留学生に対し、日本全国のロータリアン(ロータリークラブ会員)の寄付金を財源として、奨学金を支給し支援する民間の奨学団体です。
ロータリー米山記念奨学会は、将来母国と日本との懸け橋となって国際社会で活躍する優秀な留学生を奨学することを目的としています。優秀とは「(1)学業」に対する熱意や優秀性はもちろんのこと、「(2)異文化理解(3)コミュニケーション能力」への意欲や能力に優れている点が含まれます。
ロータリー米山奨学生は、ロータリークラブを通して日本の文化、習慣などに触れ、社会参加と社会貢献の意識を育て、将来ロータリーの理想とする国際平和の創造と維持に貢献する人となることが期待されます。


年間の奨学生採用数は800人、事業費は14.3億円(2008年度決算)と、国内では民間最大の奨学事業(※)となっています。これまでに支援してきた奨学生数は、累計で15,130人(2009年4月現在)。その出身国は、世界116の国と地域に及びます。
※ (財)助成財団センターが毎年実施している「日本の助成財団の現状 ― 2008年度調査結果 ―」で、ロータリー米山記念奨学会は「助成等事業費上位100財団」で昨年に引きつづき第5位、民間の奨学団体としては今年も第1位となっています。
米山奨学金には、奨学金による経済的な支援だけでなく、ロータリークラブ独自の世話クラブとカウンセラー制度による心の通った支援があります。
日本には約2,300のロータリークラブがあります。そのうち1つのクラブが、1人の奨学生の「世話クラブ」となります。米山奨学生は世話クラブの例会 に月に一度出席し、ロータリー会員と積極的に交流して国際交流・相互理解を深めるとともに、ロータリーの奉仕の心を学びます。
奨学生1人に対し、世話クラブのロータリアンの中から1人がカウンセラーとなります。カウンセラーは、奨学生の個人的ケアにあたるアドバイザーです。
様々な職業、世代で構成されるロータリークラブでの交流は、奨学生が日本文化に接し、将来や奉仕について考える機会となります。米山奨学生とロータリアンの交流は、相互理解のみならず、双方にとって財産となるものです。
重なり合うハートは「ロータリアン」と「奨学生」を表しています。
外国人留学生の支援・交流を通じ、国を超えた絆や信頼関係を築き、やがて、一人ひとりの胸に世界平和を願う"心" を育てるという、事業創設の願いが込められています。
手は、そうした"心"を生み出すと同時に、当事業がロータリアンの手で支えられていることを示しています。
