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新型コロナウイルス感染拡大に伴う米山奨学生への対応について(5)

2020-21年度地区ガバナー各位
2020-21年度地区米山記念奨学委員長各位

平素より米山記念奨学事業へのご支援・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルスによる社会や生活への影響が続いていますが、このような状況下においても、皆様におかれましては日々、米山記念奨学事業の推進および奨学生・学友へのサポートにご尽力をいただいておりますことに、心より御礼申し上げます。

さて、すでにご案内の通り、6月22日に開催を予定しておりました2020-21年度地区米山記念奨学委員長対象の第2回セミナーは、感染拡大防止の観点からやむなく中止とさせていただきました。新年度を前にご不安をお持ちの方も多いかと存じますので、取り急ぎ、今後の予定等につきまして、下記の通りご連絡申し上げます。

  • 7月以降の奨学事業は、『奨学事業ハンドブック』p.11に記載の年間スケジュール通りに進める予定です。大きな変更がある場合には、事前に必ずご連絡いたします。
  • 次期地区米山記念奨学委員長へのアンケート結果を受け、6月22日のセミナーを中止した代替策の一つとして、12月開催の2021-22年度地区米山記念奨学委員長対象第1回セミナーを、2020-21年度地区米山記念奨学委員長との合同開催とする方向で検討中です。また、新年度が始まる7月中に少人数制のWeb会議を設ける予定です。詳細につきましては、決まり次第、別途ご連絡いたします。
  • 新型コロナウイルスの影響による渡航制限によって、日本に入国できない新規・継続奨学生には、「出国届」のWeb登録をお願いしています。通常、出国の最大日数は90日としていますが、当会選考・学務委員会での協議にて、7月末までは、90日を超える出国を認める特別措置を取ります。なお、8月以降の対応につきましては、同委員会にて再度協議し、7月上旬にお知らせいたします。本件について、詳しくは次ページをご覧ください。


関係各位

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、当会選考・学務委員会では、国の対応等も注視しながら当面は臨機応変に対応していく必要があるとして、以下の特別対応を取り決めました。

1.クラブ例会が休会の場合の奨学金支給方法:

通常は、全国統一のルールの下、奨学金が支給されますが、感染症の拡大状況は地区によって異なりますので、個別に対応していく必要があります。7月分までの奨学金の渡し方、例会出席等につきましては、それぞれのクラブ、奨学生の状況によって、各地区・世話クラブに判断をお願いすることといたします。
また、奨学生の所属大学・学校が「集会への参加禁止」を学生に求めている場合もあります。各地区米山記念奨学委員会で、必要に応じて大学と対応について協議していただけますようお願いいたします。

2.規程で定める出国日数を超える場合:

国の入国制限などにより、「出国に関する規程」で定める90日の上限を超えた場合、「7月末までは、その超えた分をカウントしない」という特別ルールを適用します。
日本に入国できない新規米山奨学生(海外応募者も含む)の場合も、確約書に署名をすることで「出国に関する規程」を適用可能とします。確約書の原本の受け渡しが困難な場合は、一旦データで受け取り、後日、原本を受け取ってください。

「出国に関する規程」で定められている事とは?

奨学生が日本を出国する場合は、「出国届」をウェブ上で届け出る必要があります。出国は、4月~翌年3月までの1年間で通算60日(指導教官がやむを得ない事情と判断し、署名した届を提出した場合は最大90日迄)の期間を認めています。
前年度からの継続奨学生は、4月1日になると、前年度の出国日数がリセットされ、ゼロとなります。4月1日時点で出国している継続奨学生、新規奨学生はともに、最大6月29日までは出国が認められることとなります。

※出国中の奨学金送金:奨学生が出国中であっても、奨学金は世話クラブに送金されます。

【お願い】

米山記念奨学会からは5月11日付のメールで、2020学年度奨学生(秋入学、SY-A、休学者、5月辞退者を除く875名)に案内していますが、海外出国中の奨学生には、必ず「出国届」のWeb登録をするようご指導ください。登録方法は、「奨学生ハンドブックP.12」に掲載しています。

奨学生が「出国届」を登録すると、現地区米山記念奨学委員長、ガバナー事務所、世話クラブ宛に登録内容が自動メールで配信されますのでご確認ください。また、地区に1つずつお配りしている「米山委員登録用アカウント」の登録画面「奨学生レポート」タブから、地区の「出国届提出状況」をご覧いただけます。

  • 入国できる見通しがつかない奨学生については、規程で認められている最大90日までの「出国届」をWeb登録するようお願いしています。日本への入国日が決まり次第、出国日数や、目的(理由)などを追加でWeb登録していただきます。
  • 原則として、「出国届」を提出している奨学生は、日本に帰国後、例会に出席して奨学金を1ヶ月分ずつ受け取りますが、新型コロナウイルスに関わる国の制限により、日本に入国できない場合には、引き続き日本の大学・学校に在籍する意思があり、「確約書」を取り交わすことを条件に、当年7月分までは、世話クラブから奨学生の個人口座に奨学金を送金していただいても構いません。ただし、海外送金は不可とし、日本に口座がある場合のみの対応となります。
  • 8月以降の対応につきましては、選考・学務委員会にて決定後、お知らせいたします。

以上

公益財団法人ロータリー米山記念奨学会
理事長 齋藤直美
事務局長 岩邉俊久