日本人若手研究者対象奨学金

台湾の元米山奨学生が、日本人のために設立した奨学金です

この奨学金は、かつて日本に留学し、日本のロータリークラブから奨学金を受けた学友たちが、台湾の大学・大学院で学ぶ日本の若者に奨学金を支給し、日台の絆を深める人材を育てようとするものです。

この奨学金の特長は、奨学金が支給されるだけではなく、実際に日本へ留学経験のある学友が「カウンセラー」として、台湾での生活に不安がないよう相談にのってくれること。また、月に一度、台湾米山学友会*1メンバーと交流する機会があることです。 せっかく留学するからには、大学関係者だけではなく、台湾の社会人とも絆を深めたい! そんな方は、ぜひご応募ください。

注1:「台湾学友会」(正式名称:社団法人中華民国扶輪米山会)は、台湾在住の元米山奨学生(学友)で組織されています

日本人若手研究者対象奨学金の概要

設立10年目を迎える2018年度の採用数は4です。応募締切は2018年6月30日(必着)です。

応募資格
  1. 日本国籍を持つ者
  2. 2018年9月より台湾の大学、大学院修士課程または博士課程に正規生として入学する予定のある者。あるいはすでに台湾の大学、大学院修士課程または博士課程に正規生として在籍している者
  3. 1983年9月1日以降に生まれた者(35歳未満)

※詳細は「募集要項」をご覧ください

採用数 4名
奨学期間 2018年9月から2019年8月まで(12カ月)
奨学金額 25,000台湾ドル(月額) ※入学金、授業料、宿舎料は個人負担とし、支給しない
補助費 「海外往復航空券代(エコノミークラス)」を、上限50,000台湾ドルまで実費支給
選考スケジュール
6月30日(必着) 応募締め切り 台湾の大学・大学院発行入学許可書提出期限
7月上旬 書類審査
7月中旬~8月 必要に応じて面接 *実施の場合は2週間前に候補者へ通知
8月初旬 合格通知 *合格者のみ扶輪米山会選考委員から送付

 募集要項と応募書類

申込書と指導教員からの推薦状を、下記の応募書類送付先まで郵送してください。

お問い合わせ・応募書類送付先

公益財団法人 ロータリー米山記念奨学会 中華民国扶輪米山会奨学金係
(*扶輪(フーリン)は中国語で「ロータリー」の意味)

〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-15 黒龍芝公園ビル3F
電話:03-3434-8681/FAX:03-3578-8281
※お問い合わせの際は、「台湾留学希望の件」とお申し出ください

 採用実績

2009年(第1期) 1名(国立政治大学大学院)
2010年(第2期) 1名(国立台湾師範大学大学院)
2011年(第3期) 2名(国立台湾大学、国立高雄師範大学)
2012年(第4期) 2名(国立台北教育大学大学院、国立台湾大学)
2013年(第5期) 2名(共に国立台湾藝術大学大学院)
2014年(第6期) 2名(国立政治大学大学院、国立台湾師範大学大学院)
2015年(第7期) 4名(国立政治大学、国立政治大学大学院、東海大学大学院、国立高雄第一科技大学)
2016年(第8期) 2名(国立清華大学大学院、国立台湾大学大学院)
2017年(第9期) 4名(国立政治大学大学院、国立台湾大学大学院2名、国立台湾師範大学)

第9期生からのメッセージ

数ある奨学金の中でも素晴らしいプログラム

國立台湾政治大学IMBA専攻
平良佑司

扶輪米山会奨学金を検討されている学生の皆様、初めまして!政治大学院IMBAに通っている平良と申します。

数ある奨学金の中でも、この米山奨学金は素晴らしいと感じています。理由は、米山奨学金の存在のお陰で勉強に集中できる点がまず挙げられます。私も、2017年9月より奨学金のお陰でアルバイトをすることなく勉学に専念出来、大変幸せな環境の中にいます。
また、奨学金以上に幸せなことは、扶輪米山会を通じて築き上げられる「人との縁(縁分)」です。

私の同期は他に3名おり、それぞれが異なるバックグラウンド、夢、目標を有し、勉学に励んでいます。そんな彼女らと、時に討論を交わし、また時に寝食を共にし旅先で語らう日々は、多くの学びと感動を私に与えてくれます。

さらに、米山会の繋がり(ネットワーク)は非常に強く、理事長や役員の方々だけでなく、歴代の奨学生の方々と知り会う機会もあります。このような繋がりを通じて、生活上の相談や勉学のアドバイスを頂くことが出来ますので、経済的な不安解消だけでなく、精神的な安定も米山会を通じて享受させて頂いています。

本当に素晴らしい奨学金プログラムですので、ぜひ皆様も奮って応募してくださいね!

米山会から広がる「ロータリークラブ」との出合い

國立台湾師範大學 国際社会学部
邊 美鈴

私が扶輪米山会奨学金の奨学生に選ばれてから1年が経とうとしており、あっという間の時間の速さに驚きを感じています。

米山会の呉理事長をはじめとする、米山会の皆様に本当にお世話になり、心より感謝しています。

私は高校を卒業後、台湾へ来て3年が経ちますが、学校以外で社会経験を積む機会は、実際には多くはありません。

しかし、奨学生としてのこの一年で、年度末やロータリークラブの大きな会への参加、他にもさまざまな行事(秋・春旅行、日本物産展の運営スタッフなど)にも積極的に参加しました。米山会の皆様には、折に触れ食事に誘って頂いたり、ロータリークラブの大会で台中を訪れた際には、お家にも招待していただきました。米山ロータリー奨学生と書かれた自分の名刺を持ち、多くの人との出会いに恵まれると同時に、物事への姿勢に、より一層自覚と責任を持てるようになりました。

ここで知り合う同期や先輩奨学生、学友の方々との出会いは、留学生活において間違いなく心強い存在です。

米山会との出会いは、きっと皆さんの台湾生活においても、非常に有意義なものになると思います。 皆さんに会えるのを楽しみにしています。

 台湾留学生活の大きなサポート

国立台湾大学人類学研究所
村上優

私は2015年9月に台湾の大学院へ留学しました。日本では大学4年、修士課程だと2年で卒業できることが一般的ですが、台湾では現地学生でも卒業を延期する人が多く、私も修士課程二年を終えることが難しいと感じたうちの一人です。卒業を一年延期することを決意した時、経済的な不安がありました。留学生向けの多くの給付型奨学金は、新入生向けのものが多く、既に在籍中の学生が応募できる奨学金が少なかったからです。

そんな中、以前、米山奨学生であった先輩方にお会いし、扶輪米山会が台湾に留学している全ての日本人学生に奨学金応募のチャンスを提供していることを知りました。
幸運にも米山奨学金の奨学生として選んでいただき、一年間金銭的な不安をなく過ごすことができたことに感謝しています。

 米山会奨学金が他の奨学金と違う点は、金銭面のサポートではなく、生活面、学業面のサポートをしてもらえる点です。
カウンセラーが常に気にかけて連絡をくれたり、台湾生活がより充実したものになるように、食事や旅行に招待していただいたりしました。また、そのような活動に参加する中で、多くの出会いがあり、一人一人との出会いが台湾での財産になりました。
こうしたサポートのおかげで学業に専念することができ、三年目はTA(ティーチングアシスタント)として指導教授の授業を手伝い、研究生としての自信にもつながりました。

米山会の皆様には心から感謝するとともに、これから台湾留学に来る方、また私のようにすでに台湾に留学しながら不安を感じている方に、ぜひこの出会いの場に加わってもらいたいと思います。

留学中の大きな支え

国立台灣大学大学院 生物資源暨農學院 生物產業傳播暨發展學系
彦田恵里

在、私は台湾の大学院で学んでいます。

私は昨年、渡台と同時に大学院に入学したので、中国語も全然話せず、台湾人の知り合いも少ない状態のまま授業がスタートしました。そんな中でアルバイトをすることは不可能でした。そんな私が今、クラスメイトと一緒にご飯を食べに行ったり、たくさん勉強できていることなど、充実した生活を送れているのも、台湾米山学友会の奨学金をいただいているからだと思っています。

この奨学金に私が応募できたのは、HSKなどの級に関わらず、応募できたことにあります。この奨学金は自分の研究計画や、留学後の予定、応募動機等から採用が決まるので、そこがこの奨学金の大きなポイントだと思います。
また、ただお金をいただくだけではなく、扶輪米山会の皆様や日本人奨学生のOB・OGの方々とたくさん会う機会を作ってくださり、相談する人がいる、自分は一人ではないという状況を作っていただけます。

ほとんどの人が、初めは、台湾での生活や留学に不安があると思いますが、米山会は私にとって大きな存在になっています。私も後輩のみなさんにたくさんアドバイスができるように日々努力していきます。皆さんと台湾でお会いできるのを楽しみにしています。

ページの先頭に戻る


参考リンク