モンゴル:第4回総会を開催
モンゴル米山学友会の総会が5月14日、ウランバートル市内で開かれ、学友40人、来賓9人、日本からは当会の小沢理事長を含めロータリアンが約80人参加する盛会となりました。
総会では、年間の活動報告につづき、同学友会の「2016年度最優秀会員賞」としてトゥメンデルゲル・バャンバットさんの名が呼ばれ、大きな拍手のなか表彰を受けました。また、役員の改選が行われ、2年間会長をつとめソウル国際大会にも参加したツェレンジンジン・ペレンレイさんへ感謝状が贈られました。新会長にはシルネン・ブヤンジャルガルさん、幹事にトゥメンデルゲルさん、ほか8人の理事が就任しました。
ブヤンジャルガル新会長は、
「学友1人ひとりが活躍する場をもっと作りたい。具体的には、モンゴルのロータリークラブにわれわれ学友会の活動をもっとPRし、日本のロータリークラブとの懸け橋になって、米山奨学金の情報を広く提供していきたい。僕は、”縁の下の力持ち”として、会員たちの活動を支えるつもりです」
と、抱負を語り、学友会の発展を誓いました。
また、今回の訪問中、当会小沢一彦理事長がモンゴル国大統領からナイラムダル(友好)勲章を授与され、「この名誉ある叙勲は私個人ではなく、日本のロータリアンが支えるロータリー米山記念奨学事業へいただいたものだと思っている」と、感謝の言葉を述べました。
総会後は観光地・テレルジへ移動し、モンゴルの伝統文化を体験しながら、大草原の空の下で夕食会が開かれ、一層の親睦を深めました。
今回は、前日13日に、初代モンゴル米山学友会会長、ジャンチブ・ガルバドラッハさんが所属するフレーRCの15周年記念式典が併せて開催されたこともあり、日本から非常に多くのロータリアンが参加しました。その1人、井田充夫氏(つくば学園RC)は、
「総会で出会った学友から、日本でお世話になった事、日本・モンゴルの架け橋になり恩返しする事、自分の仕事を通してモンゴルの発展と世界平和に寄与する事が感じられ、米山の意図が具現化していることを実感することができた」
と、総会後わざわざ事務局まで立ち寄り、総会に参加しての感動を話してくださいました。