東京米山友愛ロータリークラブの加盟認証状伝達式が開催されました
国際ロータリー第2750地区、東京米山友愛ロータリークラブの国際ロータリー加盟認証状伝達式(チャーターナイト)が5月30日、都内で開催され、同地区のロータリアンをはじめ、全国から400人以上がお祝いに駆けつけました。
国内で初めて米山学友を中心に設立されたこのクラブは平均年齢37歳、学友以外の会員も在日外国人や留学経験のある日本人で構成され、合わせて19もの言語が話せるという国際色豊かなクラブです。5月30日現在の会員数は29人で、うち18人が米山学友です。
関博子特別代表(スポンサークラブ 東京世田谷中央RC会長)の点鍾で式典が始まり、設立経過報告、会員紹介などが行われたあと、バグパイプ奏者の先導で、黒田RI理事、国際ロータリーの加盟認証状を捧げ持った学友がスポットライトを浴びながら入場。壇上にて黒田RI理事から久邇ガバナーへ、そして楊錦華クラブ会長へ加盟認証状が手渡され、会場から大きな拍手が沸き起こりました。
楊会長は、「私たちは、助けを必要とする人々の力になりたいという友愛の精神を持ち、世界の懸け橋となるような活動を目指している。ロータリーの綱領、四つのテストを理解し、ロータリーの伝統を重んじながら、会員の若さや国籍の多様さ、パワーを活かして、奉仕の理想に根差した活動を積極的に進めていきたい」と、決意を語りました。
第2部では、中国米山学友会初代会長・姫軍さん(1995-97/東京臨海RC)の特別記念講演が行われました。「皆さんにとって子供のような年齢の若者たちが、果たしてロータリークラブを運営していけるのかと、今日は喜びと同時に心配する気持ちもあるでしょう。けれども、彼らは必ずできます!」と、力強く断言。
中国学友会華北分会副会長の嘉木揚 凱朝(ジャムヤンカイチョウ)さん(1995-97/名古屋大須RC)と共に、著名な書道家に揮毫を依頼したという「敬天愛人」と書かれた書軸を掲げながら、
「東京米山友愛RCのメンバーがロータリーと出合ったことは天命。自分のためだけに生きるのではなく、西郷隆盛や米山梅吉やロータリアンのように、社会奉仕の精神をもった偉大な人間になることを一生の夢とし、今後の長く困難な道のりを粘り強く、一歩一歩進むことができれば、きっと成功するはず。米山奨学金は、単にお金をくれただけではない。友情をくれただけではない。一番大切な人生の生き方と価値観をくれた」と結び、惜しみない拍手が贈られました。
★ 当日の様子を動画で公開しています(約16分)。ぜひご覧ください!→こちら