奨学生・学友の活躍

すばらしい卓話・スピーチ

第9回日韓親善会議(青森)で米山奨学生が感動のスピーチ

日韓親善会議-035第9回ロータリー日韓親善会議が2007年9月7日~8日の2日間、青森市内のホテルで開催されました。台風の影響で交通機関が大きく乱れるなか、韓国か ら100人、日本から500人、計600人ものロータリアンが参加。この第2日目のプログラムで、米山奨学生の金静希(キムジョンヒ)さん (2006-08/東京大学大学院/東京日本橋RC)がスピーチを行いました。
自らの生い立ちを振り返り、「身を削って奉仕活動をするロータリア ンの生き方を、亡き祖父母の姿に重ね合わせて見ている」と話した金さん。近年の日韓関係に触れながら、「自分がそうであるように、他人もまた良い部分も悪 い部分も併せもった弱い存在であると認識できるなら、乗り越えられない紛争はなく、受け入れられない他人はいない」と結び、会場から万雷の拍手を受けまし た。日本のロータリアンたちは、「涙が出て、反省させられた」「真摯な生き方に感動した」と口々に語り、壇上から降りた金さんを日韓両国のロータリアンた ちが取り囲んで、惜しみない賛辞を贈りました。