奨学生・学友の活躍

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中国に学友会が誕生!


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今や国籍別の米山奨学生数および学友数のトップを占める中国。国情から正式なロータリークラブも認められておらず、米山学友会の設立も長年検討されながら実現に至っていませんでした。
しかし、このたびついに、中国在住の学友が力を合わせて「米山記念奨学会中国学友会」を発足。その設立総会が3 月28 日に北京市内のホテルで開催され、中国全土および日本から87 名の学友が駆けつけ、盛大に執り行われました。

初代会長には、中国学友会華北分会会長の姫軍さん(1995-97/東京臨海RC)が、副会長には同上海分会会長の張晋岩さん(1993-95/鈴鹿西RC)がそれぞれ選任されました。

奨学会を代表して出席した板橋敏雄理事長は、次のように語っています。


news_0313_2.jpgこのたび私は米山記念奨学会中国学友会成立総会に出席し、生涯忘れえぬ深い感
動を味わうことができました。
その第一の理由は、この記念すべき中国学友会の成立総会に、北京、上海をはじめ、内モンゴルや海南島、そして日本から、なんと90 名近い学友が駆けつけてくれた事です。第二の感動は、北京で開催されたこの総会が、私たち奨学会関係者を除く全員が中国人であるにもかかわらず、最初から最後まで、すべて日本語で進められた事です。そして第三の感動は、この中国学友会が単なる親睦の会ではないということです。
初代会長となった姫軍氏はスピーチの中でこうおっしゃいました。「中国学友会の設立は私たち中国学友の夢でした。この夢をかたちにしたのは、全員に共通する感謝の気持ちです。今、中国で日本を最もよく知っているのは我々をおいてほかにいません。我々の知っている日本を次世代に伝え、今後の日中友好関係を発展させることが我々の大きな目的です」。私は感動に震えながら、中国学友会の皆さん一人ひとりの気持ちを日本のロータリアンに伝えなければならないと心に誓いました。   (理事長 板橋敏雄)