奨学生・学友の活躍

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第2770地区学友会が母国の学生に奨学金

img_active03.jpg第2770地区(埼玉県南東部)で毎年12月に開催される「感謝の集い」。地区米山関係者のほか、現役奨学生・学友、カウンセラー等が集まるこの会で、昨年12月、嬉しいニュースがありました。同地区米山学友会(会長:マヘーシダサナーヤカさん)が、中国・四川省とミャンマーへの義援金15万7千円を岩渕均ガバナーへ贈呈し、さらに学友会独自の奨学金制度を設立するとの構想が発表されたのです。
マヘーシ会長によると、同学友会では「医療支援」「学費援助」「災害支援」の3つの目標を掲げており、その活動の一環として、今回の義援金贈呈と奨学金支給が決定されました。奨学生第1号となったのはスリランカの男子高校生で、高校を卒業するまでの2年間、毎月1,000円が現地の奨学団体「サスナカ」を通じて手渡されることになっています。奨学金の原資は学友からの寄付でまかなう予定です。「最終的な目標は大学に進学させること。これからも学友会メンバーの母国を中心に、支援を広げていきたい」と、マヘーシ会長は言います。


同地区のパストガバナー、田村亮夫氏は、
「会長のリーダーシップのもと、学友会が自発的に始めた活動であることに感動した。彼らの主体性を大切にし、彼らのような学友がもっと育ってくれることを願う」と話してくれました。