毎月１万円寄付で累計40万円の功労者表彰 ― 米山学友　田鎬鎭さん ―

横浜鶴峰ＲＣ（第2590地区）の例会で5月30日、米山学友の田(ジョン) 鎬鎭(ホジン)さん（韓国／1992-94年／横浜鶴峰ＲＣ）の表彰式が行われました。田さんは、米山奨学事業がかつて、“月に煙草1箱を節約して”を合い言葉に募金を推進した話に感銘を受けて以来、実際に禁煙したお金を毎月1万円、米山記念奨学会へ寄付しつづけ、今年3月には累計40万円（第4回米山功労者マルチプル）を達成しました。

表彰式では、米山奨学会の板橋敏雄理事長が祝辞を述べ、感謝状を田さんに手渡しました。同地区の清水良夫ガバナー、中山義之米山奨学会理事、鈴木憲治地区米山奨学委員長のほか、田さんの元カウンセラーや米山学友ら多数のゲストも祝福に駆けつけました。

田さんは、「親族の戦争体験から、かつての私は日本に対してわだかまりがあり、留学を終えたらすぐ帰国しようと思っていた。実際に日本で暮らし、親切で誠実な国民性に驚き、心惹かれながらも、どこか素直になれなかった。しかし、留学中の苦しい時期を支えてくれた日本人の親切さ、ロータリーの皆さんとの出会いが私を変えてくれた。私の夢である日韓両国でのビジネス展開を目標に、日本と韓国の友好のために力を尽くします」と、感謝を込めて語りました。